岡田監督についての長文


横浜FMが岡田監督との契約更新合意を発表

横浜FMは本日、岡田武史監督(49)との契約更新が合意したと発表した。
契約期間は1年、年俸は2000万円ダウンの8000万円。


正式に発表。
03年、04年、05年、そして06年も指揮をとることに。
ついに就任4年目、岡田監督にとっては一つの大きな節目になると思う。
Jリーグ制覇を、そしてアジア制覇をという明確な目標の元突き進んだ3年間だった。



03年はジュビロの牙城を崩し、就任一年目でいきなり完全優勝を成し遂げる。
04年、ACLに参戦。キツイスケジュールながらリーグ戦の1ststageは
「いくら先制されようとも、後半になれば逆転できる」
そう信じられる本当にタフなゲーム運びを見せつけ、鬼のような連勝。そして優勝。
だがACLでは最後に城南一和に得失点差(八百長含み)でかわされてる結果に。



そして05年。ここで悪いところが全てでた。
まずリーグ開幕前からA3をこなして疲労困憊・ケガ人が続出・キムチ鍋で体調不良者続出
さらに待ち構えていたのが3月から数ヶ月に渡る超連戦。
そして今度こそグループリーグ突破を。というACL
だが、山東魯能の前に敗退することに・・・・。



ここからリーグ戦でガクッと落ちた。
味スタで東京に4失点くらう大敗。4バックを諦める。
ホームでフロンターレに0−2の敗戦。スコア以上の完敗。
共に絶不調同士の対決となったアルビ戦を0−1で落とす。
この頃は見ていて辛かったな・・・。


この時は「もしかしたらフロントは岡田監督と契約を延長しないかも」ということが頭をよぎった。
んで、その後の持ち直しぶりはご存知の通り。
現時点では契約延長は妥当だなと思う。




マグロンという高次元のプレイヤーがチームにフィットしたし、
A3・ACLという二大過カップを戦わないため例年になくいいコンディションで開幕を迎えられるだろう。
そう考えると来季は期待できる。


なんせなんだかんだ言って、今季の2節では
大島のハットであのセレッソをアウェーで粉砕してるんだよね。
11節では主力を軒並み温存し、山瀬弟、塩川、熊林、後藤がスタメンという状況ながら
ベストメンバーの広島にアウェーで勝利してるんだよね。
もう遠い昔の出来事に思えてしまうが、これ二つとも今シーズンの話だ。
やっぱり強いよ。




ただ、4年目に入ったことによるマンネリ化が懸念事項となっている。
実際、普通に考えたら来季のマリノスは普通に優勝を争えるチームだが、
この4年目突入という部分が気になる。
各メディアでもこの事について色々書かれているし、皆岡田監督のマリノス4年目が気になる様子。
来季のマリノスはどうなるのか良い意味でも悪い意味でも大変興味深いチームといえよう。