次々と放出

札幌、経費削減でレンタル全選手が退団
http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp0-20081211-438994.html


コンサドーレ札幌が大量解雇に続き、期限付き移籍4選手を構想外にした。
他クラブから期限付き移籍していた5選手と交渉し、
川崎Fから完全移籍で獲得したDF箕輪を除き、
GK高木貴弘(26)DF坪内秀介(25)DF平岡康裕(22)
MFディビッドソン・純・マーカス(25)に来季契約を延長しないことを通達した。


高木は昨季大宮から加入。昨季は不動の守護神としてJ1昇格に貢献した。
大宮から復帰を打診され「チーム同士の話し合いで札幌に残すことは難しいと聞いた。
来年、もう1回J1に上げたかった」と言った。
DF坪内は今季、神戸から期限付き移籍。チーム1位の出場時間(2631分)を記録した。
「来年1年でJ1昇格させたかった。財政的な面で厳しいと言われたが、
本当に必要とするのならば…。そこまでの選手」と厳しい表情だった。


スリム化を推し進める中での決断だった。
来季のトップチーム人件費は今季より3億円減の4億5000万円前後
ダビの名古屋への移籍金3億円は、
加入が決定的なブラジル人FWチアゴ・カリーノ、コロンビア人MFコルドバらの移籍金に充て、
財政的に厳しい状況に変わりはない。
高年俸のベテランを多く抱えることは難しく、
すでにDF西沢ら10選手を戦力外にしたが、それは「レンタル組」にも波及した格好だ。


今季は34人体制でシーズンを戦ったが、来季編成は若手中心に28〜29人。
来季監督就任が決定的な柏監督の石崎信弘氏(50)の下で再スタートするチームは、
選手の顔ぶれも大きく変わることになる。


戦力外選手は10人。
GK富永康博(28)、DF西沢淳二(34)、池内友彦(31)、
上田常幸(23)(ツエーゲン金沢にレンタル中)、
吉瀬広志(25)(ガイナーレ鳥取にレンタル中)、
MF大塚真司(32)、鄭容台(30)、西谷正也(30)、
鈴木智樹(23)、FW相川進也(25)(岐阜にレンタル中)


移籍が3人。
ダヴィ(→名古屋)、クライトン(→横浜?)、アンデルソン(→未定)


そしてレンタル選手の退団が4人。
一方で大宮から戦力外通告を受けた吉原獲りの記事も。