川崎Fひと筋10年…我那覇にゼロ提示
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/12/02/02.html


川崎FのFW我那覇が11月29日の神戸戦後に
クラブから戦力外を伝えられた。
99年の入団から川崎Fひと筋でプレーしてきたが、
今季はリーグ戦14試合2得点で先発は7試合のみ。
8月にも清水への移籍話が浮上するなど移籍を視野に入れており、
代理人とクラブの話し合いで移籍しやすいように“ゼロ提示”となった。


06年には日本人トップタイの18得点をマークして
オシムジャパンに選ばれたが、07年はシーズン序盤から調整に失敗。
さらに静脈注射によるドーピング規定違反問題もあり、出場機会が激減した。
後にドーピング問題は“勝訴”が確定したが、
先発のチャンスで結果を残せず、
鄭大世チョン・テセ)も成長したため出番は増えないまま。


移籍金ゼロのため獲得オファーが殺到することは確実で、
6日の東京V戦に向け
「(戦力外は)オレにとってはチャンスだと思う」と話した。


2007年のナビスコ決勝の後、
「川崎は我那覇放出に動くらしい」と聞かされてビックリしたっけな。
それから約1年、ついに放出か。


川崎FW陣では我那覇だけじゃなく、黒津に関しても勿体なかった。
2007年の序盤、浦和戦で左サイドハーフというより
3トップの左側に近い位置で出場し大活躍した印象が強烈に残ってはいるが、
結局シーズン通してのスタメン定着には至らず。


なにより最終節、大宮1−1川崎の試合をNACK5まで見に行ったときは
黒津は途中出場で左サイドハーフとして起用されてしまい、
「これは来シーズンレンタルで出すかもな・・」と思ってしまった。


FWとして出るならまだしも純粋にMFとして起用するのは無理がある。
この時もクロス精度は良くなかったし、ゴールから遠い距離の
ポジションだったためか全くいいところなく終わってしまった。
MFで使うこんな起用するくらいなら出すだろう。
そんな風に思っていただけに今シーズンも黒津が残ったのには驚き。
古橋がJ2に残り続けているのと同じくらい勿体無い。


何故か我那覇より黒津話になってしまった。


那覇は今年のナビスコ第5節、vs札幌戦でスタメン復帰。
そしていきなりゴール決めて万雷の拍手浴びていたっけ。。。


ちょうど目の前で美しいゴール決まって
「ついに帰ってきた・・・!」とか、
「復帰戦でいきなり決めるなんてやっぱりなんかもってるよな・・・!」とか、
「今回ばかりはユニ脱いで警告は許してあげてくれ・・・!」とか、
色々頭の中巡ったゴールだった。


ちなみに↓は今年の半年くらい前の記事

2008年08月07日
G大阪も横浜も!我那覇争奪戦ぼっ発(注・半年前)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/08/07/22.html


G大阪と横浜が川崎FのFW我那覇和樹(27)の
獲得に乗り出す可能性が出てきた。
得点源のFWバレーがアル・アリ(UAE)に移籍したG大阪は
リーグ戦に加え、ナビスコ杯、ACLと過密日程が続くため、
那覇をリストアップ。
横浜FWロニーの獲得が決定的となっているが、クラブ幹部は
「前線が不足している。西野監督の意向次第だが、2人とも獲る可能性はある」
と明言した。


一方、決定力不足の横浜もロニーの移籍で
攻撃の選手を1枚欠くことになり、
「借りられるものなら借りたい」とクラブ関係者は興味を示している。
川崎Fは「貴重な戦力」と我那覇の移籍を認めない方針だが、
深刻な得点力不足でリーグ戦15位に低迷する清水も注目しており、
出場機会の少ない元日本代表をめぐって争奪戦が起きそうだ。