ただいま国立より帰還

野洲のサッカーは面白かった。
クラブユースではなく、高校サッカー
あんな面白いサッカー見ることができるとは思わなかったよ。
瀧川が「野洲のサッカーはどこにも真似できない最高のサッカーだと思う。」
と言うのもうなずける。
山本監督スゴス。



コメント欄より


自分も行きました
湯浅健二さんがよく「創造的なサッカーは飽くなきフリーランに支えられる」
というようなことを言いますが、野洲のサッカーはそのとおりのサッカーでしたネ(←これも湯浅風)。
疲れから運動量が落ちた後半は鹿実に主導権を握られましたが、
野洲はディフェンスも素晴らしかった(特にカバーリング)。
これも選手一人ひとりが戦況を見る優れた目と、
自分の義務を忠実に果たす責任感を持っていたからでしょう。
本当にすごい監督だと私も思いました。


「技術の高い」高校は過去にも出場してきたけど、
本当にクリエイティブなサッカーを展開したのは野洲だけかもしれないですね。
鹿実にもっと正確なシュートや、サイドを使った冷静な揺さぶりがあれば、
正直、逆の結果もあったかなとも思いますが、
そこはホラ、サッカーの神様の思し召しでしょう。
こういうサッカーが全国の学校で行われる日は意外と近いのかも。
これもオシム効果か。素晴らしい。』

κ
野洲のサッカーって静学の伊田監督が20年前からやってる事でしょう?
『目新しさ』は在っても、ほんとの意味で『新しさ』は無い。
それで今更高校サッカーを変える!!とか意気込まれてもさ、、、。


ユース年代の育成は、
勝利至上主義の反省⇒基本スキルの向上&創造性尊重
⇒世界レベルと比べて勝負弱い⇒スキル&創造性にこだわりすぎた反省から
『より勝ちにこだわる』ダイレクトプレー指向へ。
と変遷が在った訳で、
そんなこと知ってるはずの解説者もなんも言わんし、
監督は得意げだし、メディアは持ち上げるし。。
なんか、『おととい来やがれっ』ってかんじやね。』

自分も行きました
『私も観ながら静学のことを考えていました(ちなみに「井田」監督です)。
野洲が異なるのは絶えずスペースへ動きながらパス交換を行っていたこと。
止まった状態でボールをいじくるだけだった従来のスキル重視ではなく
「戦況を見て選手が主体的な判断を行うサッカー」が野洲の目指したものだと思います。


確かにテクニックやらヒールパスやらを連呼するメディアには辟易しますが、
日テレのスポーツニュースで北澤氏が言っていた
「テクニックがあると言うよりクオリティが高い」
というコメントは正鵠を射ている気がします。
私が感心したのも、ピンチの時に自分のマーカーから離れて
ボールに行くタイミングの良さや、
オフボールの選手が絶えず動いて複数のパスやドリブルコースを作る動き
(本当によく動いていた)、
さらには中盤のプレスがキツいと見るや
ライン裏にロングボールを蹴り込む判断の良さなどで、
逆に一部の戦況にそぐわない場面でのヒール多用などには私も感心しませんでした。


フィジカル重視のダイレクトサッカーでは
オランダのクインシーのような怪物と当たったら
手も足も出ないのはすでに分かっています。
豊富で質の高い運動量と細かなパスワークで正面衝突を防ぎつつ
ゴールに迫るサッカーというのは、日本代表の目指すところでもあります。
そういう意味ではご指摘のとおり、野洲に特別な「新しさ」はありません。
みんなが分かっていたけどできなかったことをやったのがすごいのです。』


僕は高校サッカーに関しては超がつくド素人。
それだけにこのコメント欄でのお2人の意見は凄くためになるというか
大変面白い内容でした。
感謝。