G大阪・大黒のグルノーブル移籍は15日にも正式決定へ
G大阪FW大黒将志グルノーブル移籍が
次回の契約更改交渉が行われる15日にも正式決定すると報じられている。

G大阪のFW大黒将志(25)が8日、初めて自ら海外挑戦への強い意志を口にした。
4日間のオフが明けて再始動。
「こういうチャンスはなかなかない。(移籍が)プラスになると思うし、
他のチームから評価されるのはうれしい」
フランスリーグ2部のグルノーブルから正式オファーが届いて以来、
初めて自分の気持ちを明かした。


 海外とはいえ2部でのプレー。
W杯直前に環境を変えるリスクもあるが「僕には全然関係ないっすよ」ときっぱり。
練習前には西野朗監督(50)から移籍を容認する言葉をもらった。
15日に代理人を交えてG大阪と交渉することも決まり、この席で移籍が正式決定する。
グルノーブルが年明けからの完全合流を望んでいることから、
17日の天皇杯・柏戦(神戸ウ)に勝てば
24日の準々決勝(C大阪―千葉の勝者、長居)がラストゲームとなりそうだ。


随分早く移籍に向けて話が進んでるな。
最初にこの話がでたのは12月4日
さらにJ中断期までさかのぼればセルタが興味を示していたこともあった。



西野も移籍容認の言葉だしたかー。
結構指揮官はこういう移籍容認・移籍の後押しを言ってくれる。
アルビ・反町監督鈴木慎吾をサンガに送り出したのもそうだし、
当時ヴィッセルの強化部長を勤めていたヤスが
レッズ移籍か、ヴィッセル残留かで迷う岡野に対し
「俺がお前だったら浦和に戻る」

と、移籍を後押しした言葉は有名だ。
(もちろんどちらのケースも、追い出したのではなく、
 本当は残留してほしいと思っていた)



それはさておき、今回のケースで問題なのは
ガンバのFWどうすんのって話である。
マグノの加入は五分五分といったところ。
しかしそれでもガンバのFWは現在、かなり層が薄い。
詳しくはここで書いた


僕は「大黒、海外へ移籍して頑張ってほしい」と後押しする気持ちはある。
しかし、それより「ガンバ、大黒を出しちゃって大丈夫なのか?」という戦力的な疑問の方が強い。