日産が業績悪化でマリノス出資比率引き下げ!
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20081231-OHT1T00153.htm


日産自動車は31日、子会社であるサッカー横浜F・マリノスの運営会社
横浜マリノス」への出資比率を、
三者割当増資や持ち株売却などを通じて引き下げる方針を固めた。
世界的な自動車販売不振で業績が急激に悪化しており、
出資比率を低下させてほかの出資企業にも
応分の負担を求めることで経費を削減するのが狙い。


金融危機に伴う自動車不況を受け、ホンダがF1シリーズから撤退し、
富士重工業世界ラリー選手権から撤退し、スズキも休止を決定。
三菱ふそうトラック・バスはJ1の浦和レッズのユニホームスポンサーから
降りる方針で、日産もマリノスについて
「コスト負担が重いため、スポンサーを増やして軽減したい」(役員)との考えだ。


日産は、マリノスの株式の約93%を持つ筆頭株主で、
残りは横浜市内の複数の有力企業が出資している。
2007年度の当期純損失は100万円、
累積損失が1億2200万円と経営状態は苦しい。
日産は、マリノスが第三者割当増資を実施して
他の企業に株式を引き受けてもらうことや
日産の持ち株を売却することで出資比率を落とし、
出資企業による共同経営の色彩を強めることを検討。
選手のユニホームへの広告といったスポンサー契約を広げることで、収入も増やしたい考えだ。