ギド激怒
ブッフバルト氏、浦和に激怒!「フィンケ監督適任でない」
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20081206-OHT1T00094.htm
浦和のギド・ブッフバルト元監督が、クラブ首脳に対する不信感から、
現在要請されているアドバイザー契約を拒否する意向を表明した。
「私はレッズを心から愛している。
藤口社長からはサポートを依頼されていたし、全力を尽くすつもりでいたが、
大事な次期監督人選で一言の相談もなかった。言動不一致も甚だしい。
こんな状態では、アドバイザー契約にサインはできない」
現役時代に浦和で活躍し、監督としても
リーグ初制覇と天皇杯2連覇をもたらした英雄は激怒していた。
4日に来日し、この日は大原グラウンドで練習を視察したが、クラブ首脳の迷走ぶりに憤りを隠さなかった。
藤口光紀社長は欧州で豊富な人脈を持つ元監督に相談役就任を懇願し助力を求めながら、
独断で独2部フライブルク元監督のフォルカー・フィンケ氏(60)に次期監督オファーを出した。
「私にフィンケに関する相談があれば、答えはノーだった。
浦和のサッカーとはアグレッシブで縦に速いダイレクトサッカー。
監督には個性の強い選手との信頼関係も必要だ。その意味でフィンケは適任ではない」
と人選に強烈なダメ出し。
「夏にJの他クラブから監督就任の話があったが、
“私の心は浦和にある”と断った。
だが、こんな状況では今後は分からない」とも語った。
偉大な功労者に敬意を欠いた首脳の動きが、強豪凋落に拍車を掛けている。